その原因はいくつかありますが1番多い原因は【表皮ブドウ球菌】という微生物です
表皮ブドウ球菌は、人間の皮脂などに常在する善玉菌ですが、ブドウ球菌がタンパク質や皮脂を栄養に代謝する事により納豆のような酸っぱい臭いがします
その他
生乾きのイヤな臭いの代表格は、【モラクセラ菌】です。
このモラクセラ菌は、人や動物の口腔・上気道・性器の粘膜に存在する微生物です。
こちらもタンパク質や皮脂を分解して代謝する事で「ヘキセン酸」という成分を生成し部屋干し特有の不快な臭いになります。
モラクセラ菌のPOINT
モラクセラ菌とは、皮脂や汗、フケなどをエサにして繁殖します
それは
人間も含めた動物全般で共通することです
さらに
ペットちゃんがいるご家庭のほうが、空気中にそれらの成分がただよい、菌が繁殖しやすい環境になります
そして
モラクセラ菌が洗濯物に付着すると水分や皮脂などをエサにして代謝(微生物のフン)します
その代謝物がヘキセン酸と混ざる事で臭いを発します
【生乾き臭や酸っぱい臭いの対策が家庭で簡単にできる方法】
洗濯槽の汚れを落とす
洗濯槽が汚れていると洗濯物を洗う度に菌が洗濯物に移ってしまいますので洗濯槽を洗浄しましょう
まずは、市販の酸素系漂白剤とお湯を準備します
おススメの商品は
過炭niwaQ(丹羽久)酸ナトリウム 酸素系漂白剤1㎏OR 500g
※使用する際は、注意書きをしっかり読んで自己責任でお願いします。
洗剤投入口、排水溝、ごみ取りネットなどを掃除しておき、
たっぷりの湯(40~50℃)(ドラム式の場合はバケツ1杯程度)を洗濯機に入れます
※注意※
Panasonicのドラム式洗濯機の場合、50℃以上のお湯を入れるとドアがロックされる場合があります
次に
過炭酸ナトリウムをお湯10リットルに対し50グラムを目安に投入します
その後
洗濯槽全体に行き渡るように3分ほど空回しをして12時間放置します
12時間置いた後は通常の洗い・すすぎ・を行います
汚れが浮いているのですくい網で大きな汚れをすくい取り、脱水を行います
その後
洗い・すすぎ・脱水の工程を1〜2度空回しで行い、黒っぽい汚れが出なくなれば完了です
注意点
この方法で洗濯機をキレイに保つ為には、洗濯機がキレイな状態から最低でも6ヵ月に1度は、行う必要があります
何年もお掃除をしておらず汚れが強い場合は、1度の工程で汚れが取り切れない場合が多々あります
その場合、
洗いの度にチョロx2と汚れが出てくることがありますので、もう一度同じ工程を1から繰り返す必要があります
それでもチョロx2と汚れが出てくる場合は、
洗濯槽を分解クリーニングする必用がありますので専門のハウスクリーニング業者様にお問い合わせしてください
お掃除後のお手入方法
洗濯槽がキレイになったら必要以上に汚さないために次の5つの注意点を守るようにしましょう
・洗剤や柔軟剤を入れすぎない
※洗剤や柔軟剤の溶け残りは、カビや微生物の繁殖の原因になります
・縦型洗濯機の場合、洗濯時以外はふたを開けておきましょう
※カビの天敵は乾燥です
・洗濯物は洗濯機に入れてためずに、洗濯カゴを利用しましょう
・乾燥機能がある場合は、毎回使用するようにしましょう
・月に1回は、たっぷりのお湯(40~50℃)洗いをしましょう
この5つを心がけながら半年に1回は、過炭酸ナトリウム 酸素系漂白剤で洗濯槽のお掃除をするようにします
サービス責任者 松原 厚史(Atsushi Matsubara)
活動拠点 愛知県三好市三好町小坂
営業時間 09:00~20:00
定休日 年中無休
この機会をお見逃しなく!
お電話はこちら➿0120-319-065
コメント